2013年12月15日

「ジョンソン基地の米軍ハウス」…旧米軍ハウスのガイドツアー

  2013.12.15 10:00〜11:50
朝は気温が低いものの日中は小春日和となる季節です。
旧米軍ハウスのガイドツアーもそのような中での開催となりました。
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旧米軍ハウスと平成ハウスの二つの住宅を見ていただくコース取りをしました。
たくさんの参加人数の方が滞らずに町の中をめぐっていただくために3班に分かれてました。
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 ss-2013_1215_0035.jpg■旧米軍ハウス

 磯野社長から直接ハウスの解説をしていただきました。 室内には当時のインテリアの写真や図面なども展示させてもらいました。

すでに、築後60年近くの時間を経過した住宅です。当初の20坪から住民による7.5帖の増築が加えられたり、手入れが行き届かずに荒れた状態になっていたこともあったようです。
 また、富士見公園側からの雨水の浸入などもあり土台などは腐食も進んでいたようです。

 平成に入り、町全体を含めたリノベーションによりハウスも再生しました。

 いわゆる玄関は無く、廊下もない。その分伸びやかな広がりをもった居間食堂などの空間は、現代の生活へのヒントもあるように思われます。
 床板は当時のものがそのまま使われています。米国人たちは靴を脱がずに生活していたでしょう。
 今回の見学でも靴を脱がずに見せていただけました。
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 壁、天井はベニアに白ペンキ塗りで、いたってシンプルです。改修にあたって、隠れていた小屋組みのトラスをそのまま現し、天井を高くしたことによって、より広がり感が増しています。
 トップライトからも光が漏れ、現代の住まい方への対応が感じられます。

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ss-2013_1215_0050.jpg■平成ハウス
 平成に入り、町全体を変えていくにあたって、古いものは再生し、新しいものは古いもののコンセプトを活かしながら現代の答えを出していくという作業であったと思われます。 町並みは白いペンキ塗りの下見板張りをイメージした設えで統一感を出し、容積を獲得するためには2階建てとしています。
 しかし、立体的に高さを押えるために軒高さを低く抑えて2階建てであってもロフト調の作りとしています。
 内装は、通常では下地に使うOSBという木のチップを圧縮成型したボードをそのまま仕上げとして見せるという大胆な方法をとっています。ボードの表面が均質でない分、多少ラフな質感が新しいハウスのコンセプトとなっています。

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 見学を終え、現地解散で午後の講演会までは、タウン内で昼食を済ませていただき、自由散策とさせていただきました。
 タウン内の飲食店や店舗で割引やサービスの利用がきるクーポン券を特別にご用意いただきましたので、ご活用いただけたのではないかと思います。
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 今年も残すところ半月という師走のイベントということもあって、申込みされても参加できなかった方も今回は多数いらっしゃいました。
 当会としても改めて参加いただける機会を用意できればと考えています。



 ジョンソンタウンは、市内のスポットとしても注目を集めていますので、週末などはその雰囲気を楽しむ方が散策しています。
 しかし、タウン内には、飲食店や店舗ばかりでなく、一般居住の住宅も多数あります。その住民の皆さんのプライバシーへの配慮は必要となりますので、通常は一般住宅周辺へ無断で入り込み、撮影等は禁止されています。
 今回のツアーでは、磯野商会のご協力により町の中を集団で見学することが可能となりました。見学等に関してのお問合せは磯野商会へお願いいたします。
posted by 文化遺産をいかす会 at 20:38 | Comment(2) | 協働事業2013の報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
過日の開催時には、仕事上の都合が、どうしてもつかず残念な思いをしました。レポートの写真やコメントを拝見し、悔いが残ります。再び、この様な企画が催される事を切に願います。益々のご発展をお祈り申し上げます。
Posted by 吉原祐司 at 2013年12月21日 09:47
吉原様 コメントありがとうございます。
地元に密着した新たな企画を立てていきたいと思います。
いろいろとお願いすることもあるかもしれませんが、その際には宜しくお願いいたします。
Posted by 太郎丸(宮越) at 2013年12月23日 08:44
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