2013年05月25日

武蔵豊岡教会、旧石川組製糸西洋館をじっくり見学 こけーら散歩2013・春

 ss-2013_0525_ 097.jpg朝は曇り模様で気温も前日より低めでしたが、午後からは太陽も顔を出し、日傘があったほうが良いぐらいのこけーら散歩日和となりました。
今回は企画展「ヴォーリズと武蔵豊岡教会展」との連動ということで、丸広百貨店入間店の企画展会場が集合場所でした。
スタートまでの時間は、企画展のパネルや資料をご覧いただくことで、本日見学先の歴史的な背景も知っていただけたと思います。

ss-2013_0525_ 036.JPG
ss-2013_0525_ 039.jpg
 染井副会長からの挨拶

申込みは、市内からが1/4で、県内が約半数、他が都内あるいは遠方からお越しいただきました。
また、その中で企画展をご覧になり、こけーら散歩にも参加希望された方も1/3の割合となっており、連動企画としてのこけーら散歩の目的にも叶うものとなりました。
定員を大きく上回る参加人数となりましたので、2班に分かれて丸広百貨店入間店をスタートしました。 

 ss-2013_0525_ 017.jpg
ss-2013_0525_ 016.jpg

百貨店の裏側のポケットパークには大きなクスノキが枝葉を広げています。
ここは、以前に豊岡小学校が建っていた場所です。その校門の門柱や鋳物の椅子がかつての建物の存在を象徴するモニュメントとなっています。 

ここから百貨店の連絡通路下をくぐり、463号線を北へ、河原町の交差点に向かって歩きます。

百貨店の向かい側には、公団の団地が建っていますが、ここには豊岡町役場、その北隣には豊岡公会堂があったところです。
木造の大きな建築でした。この場所は、南の扇町屋と北の黒須の中間点であり、東側へは善三新田(東町)へつながる要の位置であったことが分かります。

 ss-toyookakoukaidou001.jpg
          「豊岡公会堂史」より

西武鉄道のガードをくぐってすぐ、左に折れる細い道を行くと国道16号の下を抜けるトンネルがあり、ここを出ると左に霞川が現われます。
狭いところから開けた感じがするポイントです。
木造橋(万世橋)を渡り川の左岸へ。

霞橋を「たびしょう」商店の側に渡って、霞川沿いを歩きます。

霞川の現在の流れは昭和20年代には異なり、大きく蛇行していました。
ちょうどこの付近で昭和20年に氾濫し犠牲者も出し、慰霊の碑と治水の碑が建っています。

霞川沿いを歩き、国道16号へ。
拡幅工事に伴う区画整理によってこのあたりの様子も変わってきました。昨年までここには歩道橋がありましたが、今は横断歩道で国道を渡ります。
目の前には西洋館が。

◆旧石川組製糸西洋館  
ss-2013_0525_ 040.jpg見学前に、乾いた喉を潤していただくためにお茶とお菓子を用意させていただきました。
このガレージは今後新しいものへと改修される予定と聞いています。
ss-2013_0525_ 045.jpg
玄関ポーチを囲んで、石川会長の挨拶と博物館の大久保さんから文化財に対する取り組みなどの話していただき、内部に。

下階、上階と版ごとに見学いただきました。
ss-2013_0525_ 061.jpg
ss-2013_0525_ 063-2.jpg

西洋館は公開日が年に何度か設定されていて多くの来場者があります。ちょうど先週の日曜日には公開日で、企画展のご案内もしていただきました。

今回の見学は、こけーら散歩のために公開をお願いしましたので、じっくりと見ていただけたのではないでしょうか。


ss-2013_0525_ 074.jpg

ss-2013_0525_ 084.jpg
ss-2013_0525_ 090.jpgss-2013_0525_ 095.jpg
 ◆武蔵豊岡教会 
ss-2013_0525_ 112.jpg

ss-2013_0525_ 117.jpg

ss-2013_0525_ 127.jpg教会では、栗原牧師より、教会の設立から日曜の礼拝を続けていること、その歴史の中にこの礼拝堂も生き続けていることなどがとても貴重であり、日曜日に足を運んでいただくことで、この空間の意味を知っていただく機会になるでしょうということなどご挨拶いただきました。
ss-2013_0525_ 132.jpg

入間(当時は豊岡)で武蔵豊岡教会が設立していく歴史の中で、石川幾太郎氏実弟の石川和助氏の存在は大きく、そこからの流れを教会役員の黒田さんにお話いただきました。
現在、黒田さんは、教会の歴史編纂を担われており、今回の企画展でもご相談させていただき、貴重な資料をご紹介いただくなど、展示資料に厚みを持たせていただくことができました。

関西学院大学にお勤めで、「ヴォーリズさんのウサギとカメ」の著者・ 山崎富美子さんも兵庫県よりご参加いただきました。
関西学院は来年創立125周年を向かえ、それはちょうど武蔵豊岡教会とも同じであること、ヴォーリズの建物が好きでその関係で本を書かれたこと、今回もヴォーリズの企画展があるので来訪いただいたことなどお話いただきました。
また、本日参加の皆さんには絵葉書をプレゼントいただくなど、感謝です。 

 ss-2013_0525_ 140.jpg

ss-2013_0525_ 152.jpg

皆さんには、2階のギャラリーにも上っていただき、そこからの礼拝堂の空間もご覧いただき、見学を終えました。


「こけーら散歩2013・春」は、関連する2つの建物を時間をかけて見ていただこうということで、滞在時間も長めに取るように企画させていただきました。時間はいくらあっても足りませんが、その中でもご参加いただいた皆さんには楽しんでいただけたようです。

次回「こけーら散歩2013・秋」に向けた企画もお楽しみに!

posted by 文化遺産をいかす会 at 20:01 | Comment(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: